2011年9月アーカイブ

まだ孤児院のサッカーを始めてそんなに長い月日が経ったワケじゃないのね。

でもさ、ちょっと差が出てきたよね。

この差って言うのは、サッカーを始めてどうとかじゃなくって、元々持っていた差だと思う。

 

コーンドリブルをやらせたの。

集中できる子とそうでない子に分かれて。

集中できる子はドリブルもスムーズ。集中できない子は自分の順番を並んで待ってるのもおぼつかないよね。

って事はよ。

サッカーを教えるより先に、"集中""頑張る"を教えると上手くいくんだろうね。

 

これは日本の子でもそうなのよね。

あれ?コイツ上手くなったな?って思う子は大体人として成長してるんだよね。

タイも日本もコレは同じらしい。

 

ラストはゲーム。

3チームの総当たり→2チームで10分×2本。

 

練習中、何らかのトラブルで泣いたり、喧嘩したり、怒られていじけた子はその日のうちにメンタルを立て直すことがすごく難しい。

イケてるメンタル(イケメン)に育ってもらわないとなぁ。

本日、最初はリレーをしてみたのね。

したらさ、ちょっと差が着いちゃうと諦めて真面目に走んなくなっちゃうのよ。

勝ち負けよりも、真面目に一生懸命を伝える必要があるね。

 

意外だったのがこの後やったコーンドリブル。

コーンを5個くらい並べてジグザグにドリブルで抜いていくってやつね。

日本人の子供はコレあんまり好きじゃないのね。

でも、思ったより集中が続いたのよね。

単純なものの方が分かりやすくて好きみたい。

 

最後にゲーム。

3チームで総当たり戦をやった後、2チームに変えて10分×2本。

サッカーが下手なのは構わないけど、ファールをされたらすぐに報復してしまうのね。

 

大体どんな感じの子で何を伝えればいいかは分かってきたよ。

まあ、それって日本だとかタイだとかって本来関係のないものかもしれないんだけどさ。

後は、どうすれば伝わりやすいかを考えなくちゃね。

 

う?ん、大変ね。

全くもって様子見から入るしかないのよね。

何をやればサッカーができるか?

日本の子とどう違うか?

手探りでの練習。

 

ただ、一貫して困るのは人の話を聞かないって事。

集まっても、ず~っと喋ってるし。

まぁ、ボクのタイ語能力が低いってのも問題なんだけどね。

 

さ、この日の練習。

ボールが何個かあったのでちょっと練習っぽい事してみたの。

まず、四角を作って、四角の辺に人を立たせる。

四角の中にも人を入れて、彼らにボールを持たせる。

四角の中でボールを持っている選手はドリブルして、笛の合図で辺に立ってる選手にパス。

パスを受けた選手は四角の中に入ってドリブル。

パスした選手は四角の辺に立つ。

コレの繰り返し。

 

どういうことが起こったか???

2分でみんなが飽きちゃった・・・

 

続いてシュート練習。

ボールを正面から出してやってそれをシュート。

シュートは好きらしいが、シュートって言う感覚より思いっきり蹴るという方が好きみたい。

 

ラストに3チームでゲームをやる。

待ってるチームにコーンドリブルをやらせてみるけど、まともにやる子はほぼ皆無よね。

好き勝手に遊んで待ってる感じ。

 

 

基本的に運動能力も結構低く、サッカーのレベル的には更に低い子達のようで。

さ、何やればいいだろう?

いきなりですが、孤児院でのサッカー指導を始めました。

 

基本的に悪ガキだらけ。

最初に行ってみて、どんなもんかお試しで3チームに分かれてゲーム。

試合をしてないチームは黙って待つって事が出来ないのよね。ま、それは日本の子供も同じか・・・

そして、勿論なんだけどド素人なのね。きっとこれが学校だったら、野球部とかの方が上手い奴いるだろって世界。

 

で、そんな中でボクが困ったのは、"まともに集合できない""話聞けない""喧嘩する"と3拍子揃ってる事。

まず、初回で心が折れそうになってしまった。。。

 

こいつらを、ボクはどうしてやりゃいいんだろう・・・

サッカーより"ちゃんとする"って事を教えなきゃいけないんだな。

 

これから、がんばります。

ユタカについて

ユタカ画像

1979年6月21日生まれ。
本名:相原豊。
プロサッカープレーヤーおよび指導者として、アジアを中心に海外で活動中。老若男女、人種を超えて様々な人とコミュニケーションを図りながら、サッカーの普及を続けている。

経歴
相洋高校→大清水クラブ→VERDRERO港北FC→Tabacco FC(タイリーグ)→Dipali Jubo Shangha FC(バングラデシュリーグ)→Masaka LC FC(ウガンダリーグ)→Mazaala FC(モンゴルリーグ)